Story
黒田養蜂園は、約100年前から4代にわたりハチミツを創っている養蜂一家です。
何の処理も加えない“本物のハチミツ”を生産しているだけでなくハチミツを使ったおいしい料理が食べれるカフェ「HoneyB」や本場イタリアで修行したジェラートやスイーツのお店「Dolce Miele」そして養蜂一家こだわりのハチミツが買えるショップの3つのスペースがございます。
自然がなければミツバチは生きられない。それは人も同じ。
ミツバチと人がいっしょに暮らしていくために。「はちみつ」を次の世代に届けるために。自然と、ひとつ一つの命と、変わることのない約束。
ひとつの巣箱には数万のミツバチたちが身を寄せ合い暮らしている。それぞれには明確な役目があり、働き蜂は花から花へ飛び、せっせと蜜をつくる。それは仲間や子どもの食料にして家族を守るため。人はそこからはちみつを分けてもらっているだけ。決して人にはできないこと。そのことを忘れずに、大切に。自然のままに。
ミツバチとおなじように、まじめに、ていねいに。
一匹のミツバチが一生でつくれる蜂蜜は、わずかティースプーンひとさじ。数万のミツバチたちが命をかけてうみだしたもの。そう思いながら、ひと瓶、ひと瓶。人の手で。時間も、手間もかかるけれど、ほんとうに大切なことだから。人も、まじめに、ていねいに。
もっとたくさんの人に届けたい。
もっとたくさんの人を笑顔にしたい。そんな素直な想いを胸に、はちみつは、パティシエとシェフたちの手へ届けられる。
養蜂園で採取したはちみつを使ったスイーツを提供するパティスリー「Dolce Miele」。イタリア語で「Dolce」は、甘い、やさしい、デザート。「Miele」は、はちみつの意味。本場イタリアで修行したパティシエが趣向をこらしたジェラートとケーキたちは、訪れた人の気分を甘くさせ、やさしい記憶をつくってくれる。
カフェ「HoneyB」も、本物のはちみつを使った料理を提供している。 おいしい香りに誘われて、友人と、恋人と、家族と。誰かと味わう、おいしい時間がテーブルに届く。
そこには、たくさんの笑顔があつまる。わらい声が風にのってゆく。
さっきまで考えてたむずかしいことが、甘さの中に、溶けてなくなる。この幸せな時間がつづきますように。
そんなやさしい気持ちをもったお客様がここには訪れる。どうかその気持ちが届きますように。